・今の仕事合わないけど耐えるべきかな
・仕事が合わないから辞めたいって甘え?
・でもどんな仕事が合うかと聞かれたらわからない……。
仕事が合わないと、自分には向いてないと思って辞めたくなりますよね。
甘えでもなんでもなく、仕事をする上で適性はとても大事です。
自分の気持ちを無視して我慢し続けるのはよくありません。
この記事では、仕事が合わなくて辞めたいと感じる高卒女子に向けて、合わないと感じる理由や対処法、転職への考え方などを解説していきます。
仕事が合わないと感じる理由3つ
①ミスが多い
仕事にミスが多いと「この仕事合ってないかも」と思ってしまいますよね。
どの程度ミスが多いのかにもよりますが、意識することで事前に防げるものでもあります。
メモをきちんととる、きちんと確認する、整理整頓をするなど、仕事しやすい環境に整えるのも大事ですよ。
しかし、こうした改善の努力をしているのにミスが多い場合、ストレスが原因で集中力や判断が鈍っている可能性もあります。
仕事のミスが一向に減らない場合は、上司や信頼できる人に相談してみるといいかもしれません。
病院に行って一度受診してみるのもおすすめします。
指導の仕方がキツかったり監視されるような環境だと、萎縮してミスが多くなるのも無理ないね。
②性格的に合わない
どんな仕事もできて当たり前ではありません。
人には向き不向きがあるので、自分の苦手な仕事をしていてもなかなか成果が出ず、苦しい思いをすることがあります。
例えば、以下のような場合は仕事が性格的に合わず苦痛を感じやすいです。
- 細かい作業が苦手なのに工場で部品の組み立てなどの仕事をしている
- 人と話すのが苦手なのに飛び込みの営業をしている
性格に合わない仕事で一生懸命努力しても、成果が出ずに空回りしてしまうことが多いです。
あなたが悪いのではなく、輝ける場所を選べていないのが問題といえます。
例で出したのは仕事の内容ですが、仕事の進め方や環境にも性格的な向き不向きがあります。
仕事をする上で、どんなところが性格的に合わないかを考えてみてくださいね。
③想像していた仕事と違う
就職前に想像していた仕事と違う時も、仕事が合わないと感じるものです。
「こんなはずじゃなかった」と、仕事に打ち込むモチベーションが下がってしまいますよね。
任された仕事を前に「自分には他にやりたいことがあった」と強く感じるなら、無理に受け入れようとせずに転職するのがおすすめです。
逆に、仕事に慣れてきたら「自分に合ってるかも」と思うこともあるので、すぐに辞める決断をせずに仕事に向き合ってみるのもいいかもしれません。
仕事が合わないと感じたときの対処法
①具体的に何が合わないのかをはっきりさせる
仕事が合わないと感じた時は、具体的にどんなことが合わないのかをはっきりさせましょう。
何が合わないのかがわからないと、改善することも次の転職先の軸を決めることもできないからです。
例えば「〇〇の業務の〇〇なところが合わない」など、言語化することが大切。
今の仕事で合わないことを紙に書き出して、整理してみるのもおすすめですよ。
頭で考えようとしてもごちゃごちゃになってしまうので、殴り書きでもいいので紙にバーッと書きましょう。
②好きなことや得意なことを振り返る
何が合わないのかをひと通り書き出したら、次に好きなことや得意なことを振り返ります。
「あなたはどんな性格ですか?」と聞かれても答えるのは難しいですが、好きなことや得意なことならすぐに答えられるはずです。
例えば「1人でコツコツ物事に取り組むことが好き」「初めて会う人とすぐに仲良くなるのが得意」など。
転職先を決める上で「適性のある仕事」の指標にできるとより良いので、「どんな環境なら力を発揮できるか」「周りの人から褒められた経験のあることは?」などの質問も取り入れるのがおすすめです。
仕事が合わないことが理由で辞めるのは甘えじゃない
働いてみないとわからないのが普通
どんな仕事も、働いてみないと合うかどうかわからないものです。
仕事が合わないからという理由で辞めるのは、逃げでも甘えでもありません。
「どこに行ってもキツいことや辛いことはある」「忍耐力がない」と言う人もいますが、自分に合わない環境でひたすら辛い思いをするのと、自分に合った環境で前向きに働きながら辛い思いをするのとでは、精神的なストレスに大きな差があります。
甘えどころか、自分にできることややりたいことを見極めて自分の進むべき道に行ける人は強いよ!
この先どこに転職しても同じではない
「このくらいで仕事を辞めたら、どこに転職してもダメなのではないか」などと思わなくていいです。
責任感が強くて謙虚な人ほどこのように考えがちですが、自分を抑え込みすぎるとずっとその場から動けません。
「この仕事は合ってないから、もっと居心地のいい職場に行ってやる」ぐらいの気持ちでいいと思います。
我慢してもすり減るのは自分だけで、周りの人や仕事内容は変わりません。
仕事が合わなくて辞めたい高卒女子は自分の気持ちを大事にしよう
仕事が合わないのは甘えでもなんでもありません。
モヤモヤを抱えたままでいるより、この仕事は合わないと確信を持てた方が次のアクションも起こしやすいです。
仕事のどんなところが合わないかを、仕事内容や職場環境、働き方の面から考えてみてくださいね。
人には向き不向きがあるので、合わない仕事があるのと同じように合う仕事もあります。
自分のことを諦めたり自信をなくしたりせずに、未来へ向けて一歩踏み出しましょう。