・先輩に「高卒だから頭悪いね」って馬鹿にされた
・高卒は頭悪いって世の中の人から思われてるのかな?
・頭の悪さってカバーしようがなくない?
このように考えている高卒女子は多いのではないでしょうか。
高校の偏差値が低かったり、高校時代に勉強に力を入れていなかった人は、大卒に比べて学力が低いのは事実だと思います。
しかし、仕事をする上で大事なのは“勉強ができるかできないか”だけではありません。
この記事では「頭が悪い」の意味を考えたり、高卒が社会人として活躍するために身につけておきたいスキルについて紹介していきます。
頭が悪いってどういうこと?
基礎的な学力が低い
高卒は18歳で就職しますが、大卒はそこから4年かけてさらに勉強を続けます。
トータルの学習時間で考えても、勉強面では大卒に敵わないと言えるでしょう。
しかし、社会人に求められる頭の良さは学力だけではありません。
自分で考える力が不足している
「頭が悪い」という言葉には「自分で考える力が不足している」という意味も含まれていると思います。
例えば、仕事でミスをした時に指示待ちをしているだけだったり、ミスをそのままにしてまた繰り返したり。
自分で考える力がある人は、ミスをした時に次のような考え方をします。
- なぜミスをしたのかを分析する
- ミスをしないためには、どうすればいいか考える
- 具体的な行動に落とし込む
このような考え方ができる人は、誰かの指示を待たずとも行動でき、成長スピードも速いです。
仕事では、このような考え方や行動ができる人材が活躍しますし、周りからも求められます。
他にも、このように社会人に求められる力を知りたくありませんか?
いわゆる“仕事がデキる人”って自然にこういう考え方ができてる気がする。もちろん、高卒や大卒関係なくね。
高卒が身につけておきたい!社会人に求められる社会人基礎力
「社会人基礎力」という言葉を聞いたことがある人はいるでしょうか?
社会人基礎力とは、経済産業省が2006年に提唱した「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つで構成された「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」です。
高卒の人にこそ、是非この社会人基礎力を知って欲しいと思います。
なぜなら、誰も教えてくれないからです。
多くの場合、仕事で失敗した時や他人と比べてしまう時に、社会人基礎力の大切さを痛感します。
仕事で失敗してしまう前に、社会人基礎力を知り、実際に身につけておきましょう。
前に踏み出す力
前に踏み出す力とは、一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力です。
指示待ちにならず、一人称で物事を捉え、自ら行動できるようになることが求められています。
- 主体性
- 働きかけ力
- 実行力
考え抜く力
考え抜く力とは、疑問を持ち考え抜く力です。
論理的に答えを出すこと以上に、自ら課題提起し、解決のためのシナリオを描く、自律的な思考力が求められています。
- 課題発見力
- 計画力
- 創造
チームで働く力
チームで働く力とは、多様な人々とともに、目標に向けて協力する力です。
グループ内の協調性だけに留まらず、多様な人々との繋がりや協働を生み出す力が求められています。
- 発信力
- 傾聴力
- 柔軟性
- 情況把握力
- 規律性
- ストレスコントロール力
高卒は社会人基礎力を身につけて頭の良し悪しだけではないスキルを伸ばして活躍しよう
「高卒は頭が悪い」と言われることがありますが、学力を伸ばすには独学で学生時代の勉強をするか、大学に進学するしかありません。
それよりも、社会人に求められる力を身につけた方が仕事で活躍する可能性を高めます。
仕事での困難を乗り越えたり、チームで成果を出すためにも、社会人基礎力を身につけておきましょう。
自分に足りない力や仕事で求められる力を洗い出して、自分のものにしていってくださいね。