高卒女子の仕事は事務やサービス業だけじゃない
「高卒 女性 仕事 おすすめ」と検索してみると、出てくるのは事務やサービス業、介護職ばかり。どの仕事もピンと来ないし、何より今やってる仕事がそれで辞めたいと思ってるんだけどな……。
こんな風に思ったことのある高卒女子は多いのではないでしょうか?
過去の私がそうでした。「今の仕事を辞めたいけれど、高卒だから仕事を選べないよね」と自信を無くしていました。
高卒女子でも、流れ作業や我慢が必要な仕事ではなく「楽しい」と思える仕事をしたいですよね。
結論から言うと、私のおすすめはWeb業界一択です!
この記事では、私が高卒女子に本当におすすめしたい仕事をご紹介していきます。
高卒女子がWeb業界で仕事をするメリット5つ
Web業界とは、インターネットを通じてサービスや商品を提供する企業が属している業界です。
Webサイトを作る人や商品紹介ページのデザインを考える人、商品の紹介文を考える人など、ひとつの企業の中で幅広い職種の人が働いています。
高卒女子がWeb業界で働くメリットを5つ紹介していきます。
①学歴不問のケースが多い
「ここで働いてみたい!」と思っても、高卒だと募集さえできないことも多いですよね。
私は「大卒以上」という求人の募集要項にがっかりした経験が何度もあります。
Web業界には、高卒でも応募できる求人がたくさんあります。
それは、学歴よりもスキルを重視して採用している企業が多いからです。
例えば、Webサイトを作って欲しい企業が求めているのは「Web制作のスキルがある人」です。
企業が求めるスキルを満たしていれば、学歴関係なく自信を持って応募できます。
②需要の高まりで求人が増えている
Web業界は年々成長しているため、人手不足の企業も多いです。
例えば、企業がWebサービスを拡大しようと思っても、人手が足りなかったら実現しなかったり期限が伸びたりして、売上に影響を及ぼします。
こういった事情で一刻も早く人材を確保したいと考える企業も多く、職種によっては未経験や経験が浅い人であっても採用してもらえます。
③長く働けるスキルを身につけられる
働きながらスキルを身につけられるのは、高卒女子にとってかなりプラスになります。
スキルを身につけてしまえば、「スキル保持/経験あり」の人材として何度でも転職することができます。
今はどんな商品・サービスを扱う企業でもWebを通じたプロモーションをおこなっているので、転職先を決める際も多種多様な企業の中から選ぶことができるでしょう。
経験を積むうちに実績も積み重なっていくので、年収UPしやすいのも魅力です。
④肉体労働ではない
ネットで出てくる高卒女子におすすめの仕事を見てみると、以下のような仕事があげられています。
・営業職
・介護職
・旅館スタッフ
・飲食業
・アパレル店員
どれも時間や場所を拘束されるだけではなく、身体的負担も大きい仕事です。
加えてコミュニケーション能力も必要とされるので、心身ともに疲労が溜まってしまう人も多いと思います。
体力に自信がない人や疲れやすい人は長く続けられないかもしれません。
一方で、Web業界の仕事はパソコンさえあればできるので、外を練り歩いたり荷物を運んだり……といった肉体労働とは無縁です。
特に、女性だと毎月訪れる身体の不調と付き合う必要があるので、座ってできる業務だと仕事を休むことなく取り組めます。(もちろん無理は禁物です)
また、加齢によって肉体労働がしんどくなってくることも考えると、Webのスキルを身につけておくのは将来的にも安心です。
⑤在宅勤務などの働き方も選べる
Web業界は若い世代が多く働いていることもあって、自由な社風の企業も多いです。
他の業界にはない若者向けの福利厚生を設けている企業や、「私服OKネイルOK髪色なんでもOK」というように従業員の見た目に寛容な企業も珍しくありません。
働き方も例外ではなく、在宅勤務やフレックス、裁量労働など、ライフスタイルに合わせて働き方を選べる企業もあります。
毎日職場と自宅の往復だけで何時間も費やしている人は、こういった働き方に変えることでライフワークバランスが大きく改善されると思います。
※フレックス
あらかじめ決められた総労働時間の範囲内で始業や終業を自由に決められる制度
※裁量労働
実際に働いた労働時間に関係なく、あらかじめ決められた時間を労働時間とみなす制度。「時間」ではなく「成果」で評価される。
高卒女子におすすめの仕事ランキングTOP3
ここまではWeb業界で働くメリットについて紹介してきましたが、ここからはおすすめの職種についてより具体的に解説していきます。
1位 Webライター
未経験採用 | ◎ |
平均月収 | 5〜50万円 |
向いてる人の特徴 | ・文章を読んだり書いたりするのが好き ・マニュアルやルールに沿って作業を進められる ・ネットや本を使った情報収集が得意 ・文章でのコミュニケーションをこまめに取れる |
Webライターは日本語の読み書きができれば、誰でも始めることができます。
Webライターの仕事は1文字○円という風に単価が決まっていて、初心者であれば1文字0.5〜1円スタートのことが多いです。
例えば単価0.5円の人が1万円を稼ぐには、20,000文字書く必要があります。
こう聞くとかなり労力のいる仕事に思えますが、仕事を継続することで徐々に単価を上げていけるので、時間をかけて月収を2倍3倍と増やしていく人も少なくありません。
2位 Webデザイナー
未経験採用 | × |
平均月収 | 5〜50万円 |
向いてる人の特徴 | ・イラストを書いたり何かを作り出す作業が好き ・細部にこだわることができる ・黙々と作業できる ・客観的に物事を考えられる |
Webデザイナーは、Webサイトのデザインをしたりコーディングをしたりする仕事です。
企業のコーポレートサイトやキャンペーンサイト、ECサイトなど目的に応じてデザインを考えます。
「自分にはデザインできるほどセンスがない」と思う人もいるかもしれませんが、センスは必要ありません。
Webデザインの知識や基本的なスキルさえあれば、センスや才能がなくても活躍できます。
3位 動画編集
未経験採用 | × |
平均月収 | 5〜50万円 |
向いてる人の特徴 | ・動画を見るのが好き ・自主的に行動できる ・コツコツ作業できる ・こだわりが強い |
YouTubeだけでなく、InstagramやTikTokなど動画コンテンツの需要は年々高まっています。
動画編集を仕事にするには、基本的な編集ソフトの使い方やサムネイル作成などのスキルを身につける必要があります。
マーケティングやデザインなどのスキルを合わせることで、市場価値を高めてより高単価な案件を受注できるようになります。
高卒女子はWeb業界も視野に入れて仕事を探すのがおすすめ
高3で就職先を決める際に事務職、飲食業、介護職などの求人ばかりで、他に選択肢がなかったという人も多いのではなないでしょうか?
これらの仕事が合わずに悩んでいる高卒女子には、Web業界の仕事をおすすめします。
Web業界で通用するスキルを身につければ長期的に活動できますし、自由な働き方で今よりも収入が増える可能性も高いです。
「仕事を辞めたい」「資格やスキルがない」「何に向いているかわからない」という悩みがある人は、ぜひWeb業界の仕事も視野に入れてみてくださいね。