・25歳でこの給料って妥当?
・給料少ない気がするけど、気のせい?
・みんなどのくらい給料もらってるんだろう?
高卒で働いていると、今の自分の給料が“仕事内容に見合ったものなのか”気になりますよね。
そこでこの記事では、高卒女子の賃金や初任給、給料をアップさせる方法について解説していきます。
働く高卒女子の中には、将来の不安を抱えている人も多いと思います。
高卒女子の賃金【世代別】
それでは早速、高卒女子の世代別の賃金から紹介します。
年齢階級 | 賃金(千円) |
---|---|
年齢計 | 218.0 |
〜19歳 | 174.5 |
20〜24 | 189.6 |
25〜29 | 201.5 |
30〜34 | 206.6 |
35〜39 | 216.1 |
40〜44 | 221.9 |
45〜49 | 234.0 |
50〜54 | 233.5 |
55〜59 | 234.0 |
60〜64 | 206.1 |
65〜69 | 195.7 |
70〜 | 205.8 |
高卒女子の世代別賃金はこのようになっています。
25〜29歳の年代になってようやく20万円を超えているのが分かります。
高卒以上の学歴であれば20〜24歳の時点で20万円以上もらえているので、少し差を感じてしまいますね。
賃金のピークは45歳を過ぎてから
高卒女子の賃金のピークは45〜49歳、55〜59歳で23万4千円となっています。
他の学歴と比べて高卒はピークが訪れるのが早いですが、上がり幅が小さいのも特徴です。
大卒の場合、賃金のピークは50〜54歳で38万2千円。
高卒女子と比べて10万円以上差があります。
この表を見ると、高卒女子の賃金は生涯を通して30万円を超えていません。
年齢を重ねるごとに、大卒の友達との賃金格差を感じてしまうのも無理ないですね。
高卒女性の初任給
では、高卒女性の初任給はいくらぐらいなのでしょうか?
令和元年賃金構造基本統計調査結果によると、高卒女子の初任給は16万4,600円となっています。
あなたの会社の初任給はどうでしたか?
都道府県別の初任給
実際、都市部に住んでいる高卒女子と地方の高卒女子とでは賃金に差があります。
働いている地域の初任給を確認してみましょう。
都道府県 | 賃金(千円) |
---|---|
北海道 | 153.6 |
青森 | 149.4 |
岩手 | 146.2 |
宮城 | 158.9 |
秋田 | 148.8 |
山形 | 154.8 |
福島 | 160.7 |
茨城 | 164.4 |
栃木 | 158.3 |
群馬 | 166.2 |
埼玉 | 171.4 |
千葉 | 175.6 |
東京 | 180.2 |
神奈川 | 176.1 |
新潟 | 158.1 |
富山 | 165.2 |
石川 | 162.5 |
福井 | 163.2 |
山梨 | 166.4 |
長野 | 162.1 |
岐阜 | 163.3 |
静岡 | 165.9 |
愛知 | 168.7 |
三重 | 168.7 |
滋賀 | 167.2 |
京都 | 167.6 |
大阪 | 173.5 |
兵庫 | 170.4 |
奈良 | 166.3 |
和歌山 | 156.8 |
鳥取 | 154.7 |
島根 | 161.2 |
岡山 | 160.8 |
広島 | 163.8 |
山口 | 160.1 |
徳島 | 157.3 |
香川 | 164.5 |
愛媛 | 149.6 |
高知 | 151.3 |
福岡 | 160.8 |
佐賀 | 152.8 |
長崎 | 149.8 |
熊本 | 157.0 |
大分 | 164.6 |
宮崎 | 152.8 |
鹿児島 | 153.5 |
沖縄 | 142.9 |
最も初任給が高い地域は東京都で、18万200円です。
一方、最も低いのが沖縄県で14万2,900円になっています。
約4万円も差があるのは驚きですね。
また、埼玉、千葉、神奈川などの関東圏は全体的に見ても初任給が高い傾向にあります。
初任給が全てではありませんが、ぜひ参考にしてみてください。
高卒女子が給料をアップさせるには?
高卒女子の給料事情について理解できたところで、「給料が少ない」と悩んでいる人が給料をアップさせる方法についてみていきましょう。
給料をアップさせる方法には、大きく3つあると思うのでひとつずつ解説します。
社内での昇給を目指す
昇給とは、従業員の勤続年数や職務上の昇格に応じて賃金が増額することです。
毎年、定期的に昇給する会社もあります。
このような定期的な昇給の他にも、仕事を責任を持ってやり遂げる力(職務遂行能力)の向上で賃金が上がることもあります。
単純な仕事をこなすだけでなく、会社の利益になるようなプラスアルファの働きが必要なので、ハードルが高いと感じる人も少なくありません。
ここで注意したいのが、自分なりに頑張っても必ずしも昇給に繋がるわけではないということです。
会社や個人によって昇給の制度や条件は異なるので、直属の上司に給料について相談してみるのがおすすめです。
資格手当をもらう
働いている会社に資格手当があるという人は、この制度を利用して給料を上げましょう。
資格手当とは、業務に活用できる資格を取得した従業員に対して、企業が手当てを支給する福利厚生(任意)です。
つまり、自分が興味のある資格や趣味の資格を取得しても意味がないので注意してください。
対象の資格を取得することで毎月数千〜数万円の手当てがもらえたり、合格報奨金をもらえたりします。
スキルアップにも繋がるのでチャレンジする価値ありです。
気になる人は、会社の上司や総務部などに資格手当てについて尋ねてみましょう。
転職する
昇給や資格手当で給料が上がっても、理想の給料には程遠いんじゃ?
給料だけじゃなくて環境も変えたい
こんな人には転職がおすすめです。
「今の自分じゃまだまだ転職なんて……」と思う高卒女子が多いかもしれませんが、年齢が若い方が転職しやすいです。
求人の選択肢も広がりますし、今はスキルがなくても新しい会社で身につけることもできます。
高卒女子の給料は20万円程度!給料アップには転職も検討してみて
高卒女子の給料は20万円程度です。
給料が少ないと好きなものを買えないし、心の余裕もなくなっていきますよね。
仕事を続けながら給料をアップさせる方法として、昇給を目指す、資格手当てをもらうという方法を紹介しました。
しかし、仕事内容的に昇給が難しかったり、資格手当てがない会社で働いている人も多いですよね。
そこでおすすめなのが転職です。
自分が望む給料や職場環境などを整理しながら、転職活動の準備を始めてみてはどうでしょうか。