・先輩に会うの憂鬱で明日仕事行きたくないわー
・また今日も誰とも話さずに1日終わった
・大学に行って楽しそうな友達がうらやましい
高卒で働く中で、一度は人間関係で悩む人がほとんどだと思います。
「人間関係がつらい」と親や友達に相談しても「どこもそんなもん」と言われてしまうことも多いですよね。
高卒女子の中には「我慢すればいい」「このくらい普通のこと」と自分を押さえ込んでいる人もいるかもしれませんが、人間関係の悩みを放っておくと心や身体に影響が出ることも珍しくありません。
この記事では、高卒女子が抱えがちな人間関係の悩みや解決する方法などを実体験をあわせて解説していきます。
高卒女子ならではの人間関係の悩み
①他の従業員がほとんど年上で孤独
「自分以外の従業員はみんな40代」なんていう高卒女子は珍しくないのではないでしょうか。
学校生活やアルバイトで社会人との交流があった大卒と違い、高卒は入社後に初めてまともに社会人と話すレベルです。
同じ目線で仕事を教えてくれる20代の先輩がいればいいですが、大きく年の離れた同僚しかいない場合、誰に頼ればいいかわかりませんよね。
自分から話しかけるのが苦手だったり人見知りだったりする場合、次第に孤独を感じてしまいます。
私が初めて高卒で配属された部署も、全員40代以上で戸惑ったな〜。高校を卒業したばかりの18歳には厳しい環境だったよ。
②陰口を言われたり嫌がらせを受ける
人間関係の悩みの中でもハードなのが、陰口を言われたり嫌がらせを受けることです。
若くて社会人経験が浅い高卒女子は、標的になりやすいです。
いわゆるお局的な存在に苦しめられている高卒女子も多いのではないでしょうか。
自分なりに一生懸命仕事していても、気に食わないことがあっていじめてくる人はいます。
「目障り」「嫌い」と思うのは自由ですが、言葉や態度に出して攻撃するのは社会人としてNGです。
「いじめてくる人がいる職場に毎日通勤する」これだけでも精神削ります……。
22歳ぐらいの時に、40代後半の女性の先輩に苦しめられたな……。
「そんな言葉よく出てくるな」と思って過ごしてたけど、帰り道で何回泣いただろうw
③仕事を押し付けられる
これも高卒女子あるあるかもしれませんが、何かと仕事を押し付けられるケースもよくあります。
膨大な量の仕事や雑用を押し付けられたことがある高卒女子は多いのではないでしょうか。
新人であれば、ある程度の雑用を任せるのも教育として成り立つかもしれません。
しかし、新人と呼ばれる時期を過ぎているのに、いつまで経っても仕事を押し付けられると「いい加減にしてくれ」とストレスが溜まりますよね。
あるあるだね。さっきの女性の先輩の話だけど、忙しい時期に自分の子供の部費の精算始めた時はびっくりしたよ。せめて隣の席でやらないでください……。
人間関係の悩みを解決する方法
①他人は変えられないと考える
人間関係で悩む時は、当たり前ですが他人が絡んでますよね。
他人が考えていることを知ることはできないですし、変えることもできません。
他人が自分の悪口や嫌味を言ってきても、それはもう相手の問題でしかないのです。
そういう人だから仕方ないんですね。
「なんでこの人こんなこと言うんだろう」「何か気に触ること言ったかな」と考えて落ち込んだり傷つくのは時間の無駄ですよ。
②仕事だと割り切る
人間関係で悩んでいる人へのアドバイスとして適切なのか正直悩みますが、仕事だと割り切るのもひとつの方法です。
「あくまで仕事で、給料をもらいに行っている」ぐらいの姿勢でいれば、嫌な先輩や同僚のことも気にならなくなるかもしれません。
職場を離れれば他人ですし、プライベートで関わることもないです。
自分には大切な友達や恋人、家族がいることを思い出して乗り切りましょう。
③自分を客観的に見つめてみる
先ほど、他人は変えられないと伝えましたが、自分は変えられます。
人間関係で悩みを抱えた時は、自分を客観的に振り返るチャンスです。
周囲から自分はどう思われているのか? 何を求められているのか?
自分の言葉遣いや態度、社会人としてのマナーなど、一度振り返ってみるといいかもしれません。
相手の立場に立つことができると、人間関係も円滑に進むようになりますよ。
自分を責めるんじゃなくて、日常生活を振り返る程度で大丈夫だよ。
人間関係に悩むとどうしても他人の言動ばかり気にしがちだけど、たまには自分と向き合うと新しい発見があるかも。
人間関係の悩みで辛い時は仕事を辞めていい
ここまで高卒女子が抱えがちな人間関係の悩みや解決方法について解説してきましたが、以下の項目に当てはまる場合は仕事を辞めるベきです。
- セクハラ、パワハラ、いじめが横行している
- 精神的に追い詰められている
- 職場の雰囲気が悪い
このような職場で働き続けると、ストレスが限界を迎えて心や身体の健康を害してしまう可能性が高いです。
特に心の病気になった場合、あなたを苦しめる環境から距離を置かないと改善しません。
これまで十分我慢してきたはずなので、仕事を辞めるという選択肢も現実的に考えるべきです。
人間関係が理由で仕事を辞めるのは転職時にマイナス?
退職理由をポジティブに言い換えればOK
転職活動での面接で「人間関係が悪くて……」など、ネガティブな退職理由をそのまま伝えると、印象を悪くする恐れがあります。
人間関係の退職理由は、以下のようにポジティブに言い換えましょう。
- コミュニケーションを活発におこないたい
- チームで協力して成果をあげたい
- チームワークを第一に仕事をしたい
ポイントは、「〜したい」と新しい会社での前向きな姿勢を見せることです。
転職先では新しい人間関係を築ける
「人間関係が理由で会社を辞めても、また同じように人間関係で悩むんだろうな」と思う人もいるかもしれません。
これは、私が前職の時に先輩に言われた言葉でもあります。
でも、転職経験者としてそれは違うと言い切れます。
新しい職場に行けば、人も環境も今までとは違います。
私は環境が人を作ると思っていて、周りの人との関わりを通じて「新しい自分」になったような気がしました。
転職したことを知らない友人に久しぶりに会った時に「雰囲気変わったね」と言われるほど、明るいオーラになっていたんだと思います。
人間関係の悩みが限界だったら無理せず転職して新しい環境に飛び込もう
高卒女子が抱えがちな人間関係の悩みと、解決方法について紹介してきました。
人間関係の悩みを抱える人は多いですが、高卒女子は「年の離れた同僚」や「悪意のある人からの攻撃」に参っている人が多いのではないかなと思います。
人間関係の悩みを我慢していると心身ともに疲弊してしまうので、思い切って転職するのがおすすめです。
新しい環境に飛び込んで、新しい自分に会えると思いますよ。